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  <title>FairWinds</title>
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  <description>小説専門。小説置き場。</description>
  <lastBuildDate>Tue, 09 Nov 2010 09:58:55 GMT</lastBuildDate>
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  <copyright>© Ninja Tools Inc.</copyright>
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    <title>追いかけっこ</title>
    <description>
    <![CDATA[<div class="novel_view">「ほ～ら、捕まえて御覧。」<br />
「言ったな。待てえ！」<br />
<br />
かくて。紀元前のアッピア街道に於いて、ルージュ家とブラン家の追いかけっこは始まったのである。<br />
これが決着がさっさと着けば、両家の歴史は此処で終わった事であろう。<br />
しかし。<br />
ル「私は、ガリアで、布教を果たしましたぞ。」<br />
ブ「甘い。私は北欧で、美髪王を口説き落としました。」<br />
<br />
ル「産業革命で儲けたぞ！」<br />
ブ「新大陸に行くから、金寄越せ！」<br />
<br />
現在。<br />
「良いか。」<br />
顔見知りの研究員が、機外からブランの顔を覗き込んだ。<br />
「タイム・チェイサーの機能を信じろ。」<br />
「必ず、ルージュを現代に連れ戻すよ。」<br />
<br />
&ldquo;永遠に続く追いかけっこか。&rdquo;<br />
タイム・マシンの稼動開始する中で、ブランは独りごちた。<br />
<br />
　　　　　　　　　　　　　　<br />
<br />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　*　The End　*</div>]]>
    </description>
    <category>300文字</category>
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    <pubDate>Tue, 09 Nov 2010 09:59:03 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>礼儀作法</title>
    <description>
    <![CDATA[<div class="novel_view">ばったり。路上で彼に出会う。<br />
私のロボットの挨拶が早かった。<br />
彼のロボットが挨拶を返す。<br />
&ldquo;承認完了&rdquo;のシグナル・ランプが淡い緑色に輝く。<br />
そこでようやく、本人同士が、微笑み合う。<br />
「久し振り。元気？」<br />
「わー。吃驚した。」<br />
マイ・ロボットを連れた二人は、その場で別れる。<br />
良い天気。<br />
通りを行く人々は皆、ロボットを連れている。<br />
犬までが連れている、訳では無く、お散歩モードだった。<br />
赤いマフラーを首に巻いたロボットを見かける。幼馴染のロボットだ。当然、本人もいる。<br />
赤いマフラーは&ldquo;現在、設定をリセット中&rdquo;のサインだ。<br />
だから、挨拶しないで、すれ違う。勿論、向こうもそれで怒ったりしない。<br />
<br />
礼儀作法とは、そう言うものだからだ。<br />
<br />
　　　　　　　　　　　　　　　<br />
　　　　　　　　　　　　　　　　*　The End　*</div>]]>
    </description>
    <category>300文字</category>
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    <pubDate>Mon, 08 Nov 2010 11:36:08 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>少女と蝶</title>
    <description>
    <![CDATA[<p>少女の両親は、丘の上の病院に少女を入院させた事を、少々後悔していた。<br />
何と言っても、家からも学校からも遠すぎるのだ。<br />
娘の身体の事を思って入院させたものの。寂しい思いをさせているのではあるまいか。</p>
<p>その日。三階の病室の窓に、色鮮やかな揚羽蝶が翅を広げて止まっていた。<br />
少女の部屋であった。少女は蝶を見ると、目を丸くした。<br />
「わあ。綺麗。」<br />
少女が近付いても、蝶は、中々飛び立たないようでもあり、気が付くと、いなくなっていた。</p>
<p>次の日も、同じ事が起こった。<br />
そうこうする内に。蝶は、雨の日も風の日も遣って来るのであった。</p>
<p>退院した後、クラスメートが謝って来た。<br />
「お見舞いに行けなくて、御免ね。」<br />
少女は、笑って首を振った。</p>
<p><br />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　*　The End　*</p>]]>
    </description>
    <category>300文字</category>
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    <pubDate>Sun, 07 Nov 2010 11:24:43 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>ラッキー・アイテム</title>
    <description>
    <![CDATA[<div class="novel_view">『幸運のお守り。』<br />
<br />
ある日、ネット・オークションに載った、仔鹿の縫いぐるみの写真。出品者から添えられたコメント。<br />
<br />
意味解らん。本当に、幸運のお守りなら、何故他人に譲るんだ？<br />
<br />
そう思ったので、その儘を、友人にメール。<br />
帰って来たメールには、<br />
<br />
&ldquo;幸運を使い果たした、とか?他人に譲ったら、その分は幸運もリセットされて、一からやり直せる、とか？&rdquo;<br />
<br />
あ、有り得るかも。更に素朴な疑問をメール。<br />
<br />
「幸運を使い果たしたアイテムを、その後ずっと持っていると、どうなるの？」<br />
<br />
&ldquo;え？どうなるって&hellip;？えーと&hellip;？&rdquo;<br />
<br />
どうなるんだろう？実際？<br />
<br />
&rdquo;却って、悪いアイテムになったりして。&rdquo;<br />
<br />
詰まらない冗談だと笑おうとしたら、仔鹿が僕にウィンクした。<br />
<br />
<br />
<br />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　*　The End　*</div>]]>
    </description>
    <category>300文字</category>
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    <pubDate>Sat, 06 Nov 2010 13:59:27 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>Home，Sweet Home</title>
    <description>
    <![CDATA[<p>従姉と二人でこの家に引っ越して二ヶ月。<br />
庭付き一戸建ての生活。最初申し分ないものに思えた。<br />
しかし、最近困っている。従姉が熱を出す事が多くなり、私の脚が痛むのだ。<br />
医者は原因不明だと言う。<br />
『それって、アレじゃない?ほら、ゆう&hellip;。』<br />
電話で友達が言う。<br />
ある日、これからの事を長い時間二人で話し合って、ふと気が付けば薄暗闇の中に、何かが動く。<br />
子供だった。二人。<br />
一人が、私の脚にスライディングを書ければ、もう一人が、従姉の後ろから目隠しをする。<br />
その顔。<br />
&hellip;小さい頃の、私達。<br />
二人で遊んだ思い出の家が、売りに出されていると知った時、どんなに嬉しかったか。<br />
「思いを残すと言うからね。」<br />
遊びに来た伯母が言った。笑いながら。<br />
&nbsp;</p>
<p>　　　　　　　　　　　　　*　The End　*</p>]]>
    </description>
    <category>300文字</category>
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    <pubDate>Fri, 05 Nov 2010 13:38:46 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>ノックの音が</title>
    <description>
    <![CDATA[ノックの音がした。<br />
長い時間、自分一人だけの部屋の中にいた。<br />
外界から誰かが来るかも知れないとは、考えもしなかったように思う。<br />
静けさが破られた衝撃に、知らず身を竦ませる。<br />
何事だろう。思わず、ドアに取り付いて、ノブを回す前に考える。<br />
そうだ。これは、一つの手順に過ぎない。ならば、懼れる必要は、何も無い。<br />
このドアを、私から開ければ良いのでは無いのだろうか？<br />
咳払いをした後に、<br />
「どうぞ。お入り下さい。」<br />
途端に、ドアが緩やかに開く。視界に溢れる光と音楽。<br />
何故だろう。何か懐かしい。<br />
<br />
生まれる瞬間を、覚えている人間は、何人いるのだろう？<br />
<br />
「おめでとう御座います。元気な赤ちゃんですよ。」<br />
<br />
Welcome、私。この世界に。<br />
<br />
<br />
　　　　　　　　　　　　*　The End　*]]>
    </description>
    <category>300文字</category>
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    <pubDate>Thu, 04 Nov 2010 14:14:20 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>草笛</title>
    <description>
    <![CDATA[<div class="novel_view">夕暮の田んぼ道。<br />
<br />
草笛を吹きながら、男の子が歩いて行く。膝頭をむきだしにして、ただ一人、一心不乱に吹いている。<br />
<br />
綺麗な音色のその後を、のっぺらぼうが歩いて行く。唐傘小僧が跳ねている。三つ目小僧が付いて行く。ぬらりひょんが、一反木綿が、山姥が、さとりの化け物が、化け猫が、ぞろぞろ、うろうろ、行列をなして。<br />
<br />
妖怪達は、男の子に何もしようとせず、ただ、彼の背後を歩くだけ。<br />
月見草が揺れ、ねこじゃらしが群れる田んぼ道を。<br />
<br />
やがて、真っ赤な太陽が心配げに山の端に腰を下ろす頃、男の子は、自分の家に、暖かな灯火へ向けて、飛び込んで行く。<br />
<br />
草笛が止んだ。<br />
妖怪達を、完膚なきまでに掻き消したのは、ただ一つの言葉。<br />
<br />
「ただ今。」<br />
<br />
　　<br />
　　　　　　　　　　　　*　The End　*</div>]]>
    </description>
    <category>300文字</category>
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    <pubDate>Wed, 03 Nov 2010 11:35:12 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>自販機</title>
    <description>
    <![CDATA[<div class="novel_view">現金を入れた後、迷う手間もかけずに、ボタンを押す。反応して点滅する。<br />
がたん、ごとん、馴染みの音と共に、下の口から飲料の缶が出て来た。<br />
此処までは、いつもの通り。<br />
その後が問題。<br />
缶の表面に、墨痕淋漓と、墨で大書された二文字。<br />
&ldquo;小吉&rdquo;<br />
プルリングを引き開けながら考える。<br />
『其処の自動販売機では、占いが出来る。』<br />
各種サービスの一種と、思っていたが、中身は普通に飲めた。<br />
「それも、おみくじとはね。」<br />
一回120円～150円前後と言うのは、高いのか安いのか。それより、占い結果が書かれた缶をどうすれば良いのだって？<br />
『ゴミの分別にご協力お願いします。』<br />
辺りを見回してから、空缶専用のゴミ箱へ、ぽい。<br />
やれやれ、小吉とはね。<br />
<br />
<br />
　　　　　　　　　　　　　　　*　The End　*</div>]]>
    </description>
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    <pubDate>Tue, 02 Nov 2010 11:41:26 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>万聖節の聖者様</title>
    <description>
    <![CDATA[<p>「とは言ってもねえ。やる事も無し。」<br />
聖女様が仰りました。お茶を注ぎながら、輝く笑顔で。<br />
「まあ確かに。」<br />
答えたのは、白いお髭。<br />
「&rdquo;全ての聖人の日&rdquo;など、誰が知っているのでしょう？」<br />
歌うように別な聖女様。<br />
諸聖人が集う日。近況など語りつつ、天使から頂いたお茶とお菓子に舌鼓を打つ。<br />
地球は眼下に丸く蒼く美しく。雲の上の国は、今日も光に満ちて。<br />
「やる事もない、ですかなあ？」<br />
「さて、どうでしょうか？」<br />
何人かが上品に目配せをしあいます。<br />
「有るかも、知れませんね。」<br />
「まあ、確かに。」<br />
ぼちぼち、行きましょう。<br />
今、星空の彼方に、少しずつ目を向けた人類。&ldquo;神&rdquo;の国は、遠いのか。<br />
輝く衣服が翻り、諸聖人が地上に降ります。<br />
&nbsp;</p>
<p>　　　　　　　　　　　　*　The End　*</p>]]>
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    <pubDate>Mon, 01 Nov 2010 10:09:44 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>ハロウィン</title>
    <description>
    <![CDATA[<p><br />
「Trick or Treat!!」<br />
「まあ、今年も元気一杯ね。はい。」<br />
未だ湯気が立っているお菓子は、魔法の様に両掌を温める。<br />
本番前にもっと練習が必要だったかな？<br />
「とりっく　おあ　とりいと?!」<br />
「おお、凄く怖いお化けだね、ほら。」<br />
誰も仮装の下を気にもしない。それで良いんだ。今夜は特別。<br />
「トリック　オア　トリート?!」<br />
「あら、御苦労様。」<br />
「お前、御苦労様は無いだろう？はい。」<br />
「有難う。」<br />
玄関口を潜って帰り道を歩く間にも、泣かない筈の僕の眼からは、涙が止まらなかった。気付かれなかったと思うけどね。<br />
パパが待っているけれど、振り返る。</p>
<p>ずっと、心配していたよ、新しいパパと、仲良くね、<br />
天国で見ているからね、ママ・・・。</p>
<p><br />
　　　　　　　　　　*　The End　*</p>]]>
    </description>
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    <pubDate>Sun, 31 Oct 2010 14:56:58 GMT</pubDate>
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