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    <title>FairWinds</title>
    <description>小説専門。小説置き場。</description>
    <link>https://fairwinds.zoku-sei.com/</link>
    <language>ja</language>
    <copyright>Copyright (C) NINJATOOLS ALL RIGHTS RESERVED.</copyright>

    <item>
      <title>追いかけっこ</title>
      <description>&lt;div class=&quot;novel_view&quot;&gt;「ほ～ら、捕まえて御覧。」&lt;br /&gt;
「言ったな。待てえ！」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
かくて。紀元前のアッピア街道に於いて、ルージュ家とブラン家の追いかけっこは始まったのである。&lt;br /&gt;
これが決着がさっさと着けば、両家の歴史は此処で終わった事であろう。&lt;br /&gt;
しかし。&lt;br /&gt;
ル「私は、ガリアで、布教を果たしましたぞ。」&lt;br /&gt;
ブ「甘い。私は北欧で、美髪王を口説き落としました。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ル「産業革命で儲けたぞ！」&lt;br /&gt;
ブ「新大陸に行くから、金寄越せ！」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
現在。&lt;br /&gt;
「良いか。」&lt;br /&gt;
顔見知りの研究員が、機外からブランの顔を覗き込んだ。&lt;br /&gt;
「タイム・チェイサーの機能を信じろ。」&lt;br /&gt;
「必ず、ルージュを現代に連れ戻すよ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;ldquo;永遠に続く追いかけっこか。&amp;rdquo;&lt;br /&gt;
タイム・マシンの稼動開始する中で、ブランは独りごちた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　*　The End　*&lt;/div&gt;</description> 
      <link>https://fairwinds.zoku-sei.com/300%E6%96%87%E5%AD%97/%E8%BF%BD%E3%81%84%E3%81%8B%E3%81%91%E3%81%A3%E3%81%93</link> 
    </item>
    <item>
      <title>礼儀作法</title>
      <description>&lt;div class=&quot;novel_view&quot;&gt;ばったり。路上で彼に出会う。&lt;br /&gt;
私のロボットの挨拶が早かった。&lt;br /&gt;
彼のロボットが挨拶を返す。&lt;br /&gt;
&amp;ldquo;承認完了&amp;rdquo;のシグナル・ランプが淡い緑色に輝く。&lt;br /&gt;
そこでようやく、本人同士が、微笑み合う。&lt;br /&gt;
「久し振り。元気？」&lt;br /&gt;
「わー。吃驚した。」&lt;br /&gt;
マイ・ロボットを連れた二人は、その場で別れる。&lt;br /&gt;
良い天気。&lt;br /&gt;
通りを行く人々は皆、ロボットを連れている。&lt;br /&gt;
犬までが連れている、訳では無く、お散歩モードだった。&lt;br /&gt;
赤いマフラーを首に巻いたロボットを見かける。幼馴染のロボットだ。当然、本人もいる。&lt;br /&gt;
赤いマフラーは&amp;ldquo;現在、設定をリセット中&amp;rdquo;のサインだ。&lt;br /&gt;
だから、挨拶しないで、すれ違う。勿論、向こうもそれで怒ったりしない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
礼儀作法とは、そう言うものだからだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　*　The End　*&lt;/div&gt;</description> 
      <link>https://fairwinds.zoku-sei.com/300%E6%96%87%E5%AD%97/%E7%A4%BC%E5%84%80%E4%BD%9C%E6%B3%95</link> 
    </item>
    <item>
      <title>少女と蝶</title>
      <description>&lt;p&gt;少女の両親は、丘の上の病院に少女を入院させた事を、少々後悔していた。&lt;br /&gt;
何と言っても、家からも学校からも遠すぎるのだ。&lt;br /&gt;
娘の身体の事を思って入院させたものの。寂しい思いをさせているのではあるまいか。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;その日。三階の病室の窓に、色鮮やかな揚羽蝶が翅を広げて止まっていた。&lt;br /&gt;
少女の部屋であった。少女は蝶を見ると、目を丸くした。&lt;br /&gt;
「わあ。綺麗。」&lt;br /&gt;
少女が近付いても、蝶は、中々飛び立たないようでもあり、気が付くと、いなくなっていた。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;次の日も、同じ事が起こった。&lt;br /&gt;
そうこうする内に。蝶は、雨の日も風の日も遣って来るのであった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;退院した後、クラスメートが謝って来た。&lt;br /&gt;
「お見舞いに行けなくて、御免ね。」&lt;br /&gt;
少女は、笑って首を振った。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　*　The End　*&lt;/p&gt;</description> 
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    </item>
    <item>
      <title>ラッキー・アイテム</title>
      <description>&lt;div class=&quot;novel_view&quot;&gt;『幸運のお守り。』&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ある日、ネット・オークションに載った、仔鹿の縫いぐるみの写真。出品者から添えられたコメント。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
意味解らん。本当に、幸運のお守りなら、何故他人に譲るんだ？&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
そう思ったので、その儘を、友人にメール。&lt;br /&gt;
帰って来たメールには、&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;ldquo;幸運を使い果たした、とか?他人に譲ったら、その分は幸運もリセットされて、一からやり直せる、とか？&amp;rdquo;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
あ、有り得るかも。更に素朴な疑問をメール。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「幸運を使い果たしたアイテムを、その後ずっと持っていると、どうなるの？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;ldquo;え？どうなるって&amp;hellip;？えーと&amp;hellip;？&amp;rdquo;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
どうなるんだろう？実際？&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&amp;rdquo;却って、悪いアイテムになったりして。&amp;rdquo;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
詰まらない冗談だと笑おうとしたら、仔鹿が僕にウィンクした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　*　The End　*&lt;/div&gt;</description> 
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    </item>
    <item>
      <title>Home，Sweet Home</title>
      <description>&lt;p&gt;従姉と二人でこの家に引っ越して二ヶ月。&lt;br /&gt;
庭付き一戸建ての生活。最初申し分ないものに思えた。&lt;br /&gt;
しかし、最近困っている。従姉が熱を出す事が多くなり、私の脚が痛むのだ。&lt;br /&gt;
医者は原因不明だと言う。&lt;br /&gt;
『それって、アレじゃない?ほら、ゆう&amp;hellip;。』&lt;br /&gt;
電話で友達が言う。&lt;br /&gt;
ある日、これからの事を長い時間二人で話し合って、ふと気が付けば薄暗闇の中に、何かが動く。&lt;br /&gt;
子供だった。二人。&lt;br /&gt;
一人が、私の脚にスライディングを書ければ、もう一人が、従姉の後ろから目隠しをする。&lt;br /&gt;
その顔。&lt;br /&gt;
&amp;hellip;小さい頃の、私達。&lt;br /&gt;
二人で遊んだ思い出の家が、売りに出されていると知った時、どんなに嬉しかったか。&lt;br /&gt;
「思いを残すと言うからね。」&lt;br /&gt;
遊びに来た伯母が言った。笑いながら。&lt;br /&gt;
&amp;nbsp;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;　　　　　　　　　　　　　*　The End　*&lt;/p&gt;</description> 
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    </item>
    <item>
      <title>ノックの音が</title>
      <description>ノックの音がした。&lt;br /&gt;
長い時間、自分一人だけの部屋の中にいた。&lt;br /&gt;
外界から誰かが来るかも知れないとは、考えもしなかったように思う。&lt;br /&gt;
静けさが破られた衝撃に、知らず身を竦ませる。&lt;br /&gt;
何事だろう。思わず、ドアに取り付いて、ノブを回す前に考える。&lt;br /&gt;
そうだ。これは、一つの手順に過ぎない。ならば、懼れる必要は、何も無い。&lt;br /&gt;
このドアを、私から開ければ良いのでは無いのだろうか？&lt;br /&gt;
咳払いをした後に、&lt;br /&gt;
「どうぞ。お入り下さい。」&lt;br /&gt;
途端に、ドアが緩やかに開く。視界に溢れる光と音楽。&lt;br /&gt;
何故だろう。何か懐かしい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
生まれる瞬間を、覚えている人間は、何人いるのだろう？&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「おめでとう御座います。元気な赤ちゃんですよ。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Welcome、私。この世界に。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　*　The End　*</description> 
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    </item>
    <item>
      <title>草笛</title>
      <description>&lt;div class=&quot;novel_view&quot;&gt;夕暮の田んぼ道。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
草笛を吹きながら、男の子が歩いて行く。膝頭をむきだしにして、ただ一人、一心不乱に吹いている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
綺麗な音色のその後を、のっぺらぼうが歩いて行く。唐傘小僧が跳ねている。三つ目小僧が付いて行く。ぬらりひょんが、一反木綿が、山姥が、さとりの化け物が、化け猫が、ぞろぞろ、うろうろ、行列をなして。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
妖怪達は、男の子に何もしようとせず、ただ、彼の背後を歩くだけ。&lt;br /&gt;
月見草が揺れ、ねこじゃらしが群れる田んぼ道を。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
やがて、真っ赤な太陽が心配げに山の端に腰を下ろす頃、男の子は、自分の家に、暖かな灯火へ向けて、飛び込んで行く。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
草笛が止んだ。&lt;br /&gt;
妖怪達を、完膚なきまでに掻き消したのは、ただ一つの言葉。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ただ今。」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　*　The End　*&lt;/div&gt;</description> 
      <link>https://fairwinds.zoku-sei.com/300%E6%96%87%E5%AD%97/%E8%8D%89%E7%AC%9B</link> 
    </item>
    <item>
      <title>自販機</title>
      <description>&lt;div class=&quot;novel_view&quot;&gt;現金を入れた後、迷う手間もかけずに、ボタンを押す。反応して点滅する。&lt;br /&gt;
がたん、ごとん、馴染みの音と共に、下の口から飲料の缶が出て来た。&lt;br /&gt;
此処までは、いつもの通り。&lt;br /&gt;
その後が問題。&lt;br /&gt;
缶の表面に、墨痕淋漓と、墨で大書された二文字。&lt;br /&gt;
&amp;ldquo;小吉&amp;rdquo;&lt;br /&gt;
プルリングを引き開けながら考える。&lt;br /&gt;
『其処の自動販売機では、占いが出来る。』&lt;br /&gt;
各種サービスの一種と、思っていたが、中身は普通に飲めた。&lt;br /&gt;
「それも、おみくじとはね。」&lt;br /&gt;
一回120円～150円前後と言うのは、高いのか安いのか。それより、占い結果が書かれた缶をどうすれば良いのだって？&lt;br /&gt;
『ゴミの分別にご協力お願いします。』&lt;br /&gt;
辺りを見回してから、空缶専用のゴミ箱へ、ぽい。&lt;br /&gt;
やれやれ、小吉とはね。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　*　The End　*&lt;/div&gt;</description> 
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    </item>
    <item>
      <title>万聖節の聖者様</title>
      <description>&lt;p&gt;「とは言ってもねえ。やる事も無し。」&lt;br /&gt;
聖女様が仰りました。お茶を注ぎながら、輝く笑顔で。&lt;br /&gt;
「まあ確かに。」&lt;br /&gt;
答えたのは、白いお髭。&lt;br /&gt;
「&amp;rdquo;全ての聖人の日&amp;rdquo;など、誰が知っているのでしょう？」&lt;br /&gt;
歌うように別な聖女様。&lt;br /&gt;
諸聖人が集う日。近況など語りつつ、天使から頂いたお茶とお菓子に舌鼓を打つ。&lt;br /&gt;
地球は眼下に丸く蒼く美しく。雲の上の国は、今日も光に満ちて。&lt;br /&gt;
「やる事もない、ですかなあ？」&lt;br /&gt;
「さて、どうでしょうか？」&lt;br /&gt;
何人かが上品に目配せをしあいます。&lt;br /&gt;
「有るかも、知れませんね。」&lt;br /&gt;
「まあ、確かに。」&lt;br /&gt;
ぼちぼち、行きましょう。&lt;br /&gt;
今、星空の彼方に、少しずつ目を向けた人類。&amp;ldquo;神&amp;rdquo;の国は、遠いのか。&lt;br /&gt;
輝く衣服が翻り、諸聖人が地上に降ります。&lt;br /&gt;
&amp;nbsp;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;　　　　　　　　　　　　*　The End　*&lt;/p&gt;</description> 
      <link>https://fairwinds.zoku-sei.com/300%E6%96%87%E5%AD%97/%E4%B8%87%E8%81%96%E7%AF%80%E3%81%AE%E8%81%96%E8%80%85%E6%A7%98</link> 
    </item>
    <item>
      <title>ハロウィン</title>
      <description>&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
「Trick or Treat!!」&lt;br /&gt;
「まあ、今年も元気一杯ね。はい。」&lt;br /&gt;
未だ湯気が立っているお菓子は、魔法の様に両掌を温める。&lt;br /&gt;
本番前にもっと練習が必要だったかな？&lt;br /&gt;
「とりっく　おあ　とりいと?!」&lt;br /&gt;
「おお、凄く怖いお化けだね、ほら。」&lt;br /&gt;
誰も仮装の下を気にもしない。それで良いんだ。今夜は特別。&lt;br /&gt;
「トリック　オア　トリート?!」&lt;br /&gt;
「あら、御苦労様。」&lt;br /&gt;
「お前、御苦労様は無いだろう？はい。」&lt;br /&gt;
「有難う。」&lt;br /&gt;
玄関口を潜って帰り道を歩く間にも、泣かない筈の僕の眼からは、涙が止まらなかった。気付かれなかったと思うけどね。&lt;br /&gt;
パパが待っているけれど、振り返る。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ずっと、心配していたよ、新しいパパと、仲良くね、&lt;br /&gt;
天国で見ているからね、ママ・・・。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　*　The End　*&lt;/p&gt;</description> 
      <link>https://fairwinds.zoku-sei.com/300%E6%96%87%E5%AD%97/%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3</link> 
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